Hide and Seek

写真と3次元のミクストメディアを用いたコラージュ作品。パーソナルなストーリーを伝えるために“おとぎ話”のフォーマットを使い、彼女自身の幼少期の記憶や忘却をシルエットに映す。感情的な要素をさらけだしたり、隠したりするように、ジオラマ内に思い出の影を何層も重ね合わせ、記憶の深度を確かめる。コラージュ作品の要素のために撮り下ろす写真のほかに、彼女の作品には、ストーリをつくりだすためのプライベートなスナップ写真、クラフト紙を切り取ったイメージ、そしてインターネットから入手したテーマに合うイメージがシンボルとして使われている。

 

写真家について
田中 愛弓 
ニューヨークを拠点に活動する。2003年に大阪芸術大学を卒業し美術学士を取得後、2010年にニューヨークの国際写真センター(ICP)にて学ぶ。”記憶”をテーマにプライベートな写真やインターネットからダウンロードした写真などを用し、立体的なコラージュを施したジオラマから写真作品を制作してる。彼女の作品は、United Photo Industries Gallery(ニューヨーク)、Tokyo Institute of Photography(東京)、25 CPW Gallery(ニューヨーク)、Pictura Gallery(ブルーミントン / インディアナ州)、Dumbo Arts Festival 2011 in NY(ニューヨーク)、LOOK3 festival of the Photographs 2012(シャーロッツビル / ヴァージニア州)、Athens Photo Festival 2015(アテネ / ギリシャ)など国際的に発表されている。
そして、ニューヨークタイムズ、Blow Photo(アイルランド)、PHat Photo(日本)、Lettre International(ベルリン)、LensCulture(パリ)、GUP Magazine(アムステルダム)、Featureshoot(ニューヨーク)など多数のメディアで紹介されている。International Center of Photography Director Fellowship(ニューヨーク / 2010年)、Tokyo International Photography Competition(東京 / ニューヨーク / 2013年)でグランプリ、Photolucida Critical Mass Top 50(米国 / 2014年)、そしてアメリカの国際コンペティション Feature Shoot Emerging Photography Award 2014(ニューヨーク / 2015年)、PDN’s 30 2016 New and Emerging Photographer to watch(米国 / 2016年)、New York Art Foundation Fellowship 2016(ニューヨーク / 2016年)を受賞
 

 

 

 

 

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