Toru Shiomi – Nature of Civilization

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“森羅万象の内にある無記名な存在。古来、人が万物の中に感じ取っていた内的メカニズムに対する畏敬の念はもはや忘れ去られようとしている。 それらは現代において、密やかに人工物の中に遷移しつつある。携帯電話、デジタルカメラ、パソコン…もはや人類の誰一人として、一人の力によって、その、かつて、文明が造り出したはずであったものを構築する事は不可能である。

“いま”、”そこに”、”ある”ものが、一人の人間の五感を通過し、光学的な記録装置によって量子化され表象し、定着されていく。写真を帰納的な論証の手段として用いれば、この世界の内側に見え隠れする事象を表出させる事ができる。

2000年をいくらか越した現代においても全貌を見せる素振りの無い氷山の一角。 そこにあやうい足場を保ちながら、未知のベールを纏う界面の向こう側に顔を突き出し、眼を凝らしてみる。

観察し、実験し、僕は発見したい。 ”

– Toru Shiomi

プロフィール
東京理科大学理工学研究科博士課程修了。
国立研究所研究員、広告写真事務所勤務を経て、現在はフリーランスのフォトグラファーとして活動中。