Julie Glassberg – Bike Kill

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“社会になかなか溶け込めない人たちに共感を覚え、彼らが発言する機会を手助けするために、数々のサブカルチャーをドキュメントし続けている。
Bike Killのシリーズは、約2年間かけて世界初の“アウトローなバイククラブ”として知られる「ザ・ブラック・レーベル・バイククラブ」を追い続けたもの。1992年にミネソタ州ミネアポリスで結成された同クラブは、現在アメリカ全土に支部がある。彼らはトールバイク・カルチャーの台頭に最も貢献したグループのひとつで、競技会も運営している。このような反抗的なカルチャーが、“バイク (自転車)”というまったく脅迫的ではないものを通して養われていることがおもしろい。

消費を促し、お金に焦点をあてさせ、テクノロジーを過度に使用する社会で、このグループに所属する若者たちは、その社会に抵抗し、戦いを挑む。彼らのコミュニティーは、バイクカルチャー、アート、そして人間関係の真価が主なベースになっている。一見、彼らはのんきで自己破壊的な若者たちに見えるが、実は今日の状況をよくわかっている。ほかのみんなと同じように、彼らも人やモノを愛し、憎み、そして恐れたり悩みを抱えたりしているのだ。独創性豊かな環境をつくることにより、規範に対するオルタナティブな道もあるということを、「ザ・ブラック・レーベル・バイククラブ」のストーリーを通してジュリーは示している。
「10年前の方が良かった」というフレーズは、どの時代も聞くフレーズだ。しかし、すべては私たちがどう未来を変えるかにかかっている。”

– Julie Glassberg

プロフィール
パリで生まれ。グラフィックデザインを4年間学んだ後、写真をライフワークにすることを決意。社会不適合者のみならず、世界のさまざまなカルチャー、サブカルチャー、そしてアンダーグラウンド・シーンの多様性に大きな関心を持つ。
現在ニューヨークに拠点を置くJulieは、『ニューヨーク・タイムズ』と定期的に仕事をし、レポーターのCorey Kilgannonとともに同誌の日曜版ウィークリーコラム「キャラクター・スタディー」を担当している。これまでに『ニューヨーク・タイムズ』『インターナショナル・ヘラルド・トリビューン』『ル・モンド』『ネオン・マガジン』『スターン・ビュー』『ポルカ・マガジン』などで作品を発表し、国内外の展覧会にも参加。「Lucie Scholarship Emerging Grant」「Getty Images Grant for Editorial Photography」「POYi Award of Excellence」「Px3」といった数々の賞も受賞し、最近では「ADC Young Guns 9」「Vienna International Photography Award」に選出されている。